オールシーズンタイヤの「シンクロウェザー」ってどうなの?

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オールシーズンタイヤに興味を持ったきっかけ

車のタイヤを点検していた時、トレッドの一部に剥がれを見つけました。5年は経つので「そろそろ寿命かな」と思い、タイヤ交換を検討し始めました。ヒビもすごい…

5年経つサマータイヤ

これまでのようにサマータイヤとスタッドレスタイヤを使い分ける方法もありますが、「オールシーズンタイヤ」という選択肢に興味を持ちました。季節ごとに履き替える必要がないというのが最大のメリットかな。

中でも最近よく見るのがダンロップの「SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)」。価格を見ると高すぎる…。私の車はマツダのCX-8なので19インチであれば交換作業料込みで約25万円。

一見すごく高いように見えますが、実際どうなのか。サマータイヤ、スタッドレスタイヤ、タイヤの保管料などを考えました。

SYNCHRO WEATHER シンクロウェザーとは?

シンクロウェザーは新技術の「アクティブトレッド」というものが使われており、路面の状況に応じてゴムの性質が自動的に変化します。ウェット路面ではゴムが柔らかくなり、氷上ではゴムが硬くなりにくいというものです。

今までのオールシーズンタイヤは、氷の上での性能が悪いというイメージがあったりと、性能が全体的に中途半端なのではないかという懸念がありました。しかし、公式サイトによるとどんな天候でもタイヤの状態が路面の状況に応じて変化することで、様々な天候で使えるようです。

注意として、「過酷な積雪・凍結路面を走行される際は、WINTER MAXX 03の装着を推奨します。」とのことです。

お住まいの地域の気候・降雪頻度など考慮しましょう。私の地域は、雪が年に数回程度しか降らないので、検討しました。

詳細は公式サイトをご覧ください。

商品詳細|SYNCHRO WEATHER|【DUNLOP】ダンロップタイヤ 公式

シンクロウェザーと夏タイヤ・冬タイヤのコスト比較

今回比較するのに使うタイヤは以下の通りです。
サマータイヤ:トーヨー プロクセス (PROXES) ComfortⅡs (コンフォートツーエス) 225/55R19 (タイヤ単品) | カーポートマルゼン
スタッドレスタイヤ:ブリヂストン ブリザック DM-V3 225/65R17 | オートバックス公式通販サイト
シンクロウェザー:商品詳細|SYNCHRO WEATHER|【DUNLOP】ダンロップタイヤ 公式

シンクロウェザーサマータイヤとスタッドレスタイヤのセット
タイヤ代231,440円夏83,000円 + 冬120,360円 = 203,360円
初期費用の差28,080円 高い28,080円 安い

実は、最初に買う費用だけを比べると、夏タイヤとスタッドレスのセットの方が、28,080円だけ安く済みます。

「やっぱりセットの方が安いのね」と思った方、ちょっと待ってください!ここからが肝心です。

4年間使うのを想定した価格

では、初期費用と4年間の維持費を合計した「総費用」を見てみましょう。

シンクロウェザーの総費用

費用
購入価格231,440円
4年間の維持費0円
【総費用】231,440円

サマータイヤとスタッドレスタイヤのセットの総費用

費用
購入価格203,360円
4年間の維持費127,200円
【総費用】330,560円

シンクロウェザーを選んだ方が、4年間で約10万円も費用を抑えられるという結果になりました!

4年間の維持費の内訳

サマータイヤとスタッドレスタイヤのセットを運用する場合、毎年以下の2つの費用が発生します。

年間費用(税込み)
保管料(タイヤ預かりサービスなど)19,800円/年
交換料(夏⇔冬、冬⇔夏 の年2回)12,000円/年
年間維持費合計31,800円

この年間費用(31,800円)が4年間積み重なります。

費用の計算4年間の合計額
4年間の保管料19,800円 × 4年79,200円
4年間の交換料12,000円 × 4年48,000円
総維持費合計79,200円 + 48,000円127,200円

まとめ

結局私はシンクロウェザーを購入しました。履き替える手間がないのと、保管費用が必要ないのは魅力的です。4年間で10万円浮くというのは衝撃でしたね。

しかし、お住まいの地域の降雪状況によっては製品サイトに載っている通り、スタッドレスタイヤを選択したほうがよいでしょう。

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この記事を書いた人

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